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2010年10月15日 (金)

【新聞掲載】佛教タイムスに掲載されました(10月14日)

虐待のないまちづくりを
若者らが活動報告
築地本願寺でシンボ開く

佛教タイムス 2010年(平成22年)10月14日 第2417号

今年1月、東京 ・江戸川区で起きた児童虐待死事件を受けて始まった「子ども ・若者発!江戸川子どもの虐待防止キャンペーン」の報告シンポジウムが3日、中央区の築地本願寺で開かれた。
江戸川子どもおんぶず主催(大河内秀人代表=浄土宗寿光院住職)。キャンペーンは、「虐待のないまち」作りをめざし、 子どもたちの声を反映させようと、18歳以下を対象にアンケートを実施。シンポではその結果が報告され、活動を担った高校生や大学生を中心としたグループ「チームあさって」のメンバーが、専門家と意見交換をした。
アンケートの設聞は ①「あなたが困 った時に相談するのはどこですか?」、②「もし『虐待を受けているかもしれない…』という子がいたら、あなたは何ができるとおもいますか」、③「あなたや友だちが『しあわせ』と感じるまちにするためには、どうしたらいいと思いますか?」の3点。総回収数は1023通で、高校生が約8割を占めた。
質問①では、 「友だち」、「家族」が多数を占めたが、「学校」「公共」との回答は少数。②で多かったのは、「話を聞く」「やさしくする」「一緒にいてあげる」などだった。
1月の事件で亡くなった児童への虐待は、学校や自治体も把握していたが、結果的に児童のSOSに応えることが出来なかった。キャンペーンアドバイザーの荒田直輝氏(プレイソーシャルワーカー)は、「SOSに応じる機関がなければ、子どもたちが助けを求めなくなる」と憂慮した。
シンポには児童問題に携わる川﨑二三彦氏(子どもの虹情報研修センター研究部長)、青年社会学を専門とする宮本みち子氏(放送大学教授)が参加。川﨑氏は「子どもが発する声に、本気でやろうと叱咤激励されていると感じる」とコメント。一方で「保護者も子どもも虐待として認識せず、それが当たり前だと思っている」と、当事者の声をどう聞くかを課題とした。
宮本氏は「無回答がなかったのは、正義感の現れ。ただ子どもたちは問題を個人的に解決しようとしている。社会として解決するという発想が非常に弱い」と指摘した。
「なぜ虐待が起こったのかを知りたかった」、「あっという間に事件を忘れてしまう。それではいけない」。チームあさってのメンバーは、会議を重ね、児童相談所の見学や研究会への出席を通し虐待問題を学んだ。その活動をサポートしてきた大河内氏は、「彼らは成長したというより、元々持っているものが活動によって出てきたんだと思う。一人一人の中に大きな鉱脈を湛えているんだということを信じ、希望をもってやっていきたい」と話した。

写真キャプション=若者と専門家が熱心に意見を交換した

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